寄付について」カテゴリーアーカイブ

遺贈は空から舞い降りてくるもの?

多くのNPOにとって、遺贈は縁遠いものだと思われているようです。「うちは有名な団体じゃないから」、「遺贈は大きな団体に”舞い降りて”くるもの」といった言葉を耳にすることもあります。実は遺贈は一般的な寄付からスタートして、少しずつ支援者との関係性を深めていくなかで実現できるものなのです。「舞い降りた」のではなく、「登つめた」ものなのです。そう考えてみると、どの団体でも地道な支援者コミュニケーションによって受けとることのできるものだという考えに至ります。 続きを読む

大口寄付について

ドナー(支援者)ピラミッドの解説をしていくと、その頂点部分に位置づけられる「大口寄付」について質問を受けることが多々あります。「運良く大きな金額の寄付がきた!」というのではなく、より積極的に大口寄付を受け入れていくためには何をしたらいいのか、考えてみます。 続きを読む

寄付税制を説明できるようになる

 

 

%e5%90%8d%e7%a7%b0%e6%9c%aa%e8%a8%ad%e5%ae%9a寄付について、一定の条件を満たしている団体は、税制上の優遇措置の対象とされています。寄付税制は、寄付をすることで社会貢献したいと考えている個人や法人を後押しするものです。そこで、優遇措置の対象団体になること、そして、それを寄付者に対して説明ができるようになっておくことが求められます。

※右の冊子はシーズ・市民活動を支える制度をつくる会が発行しているものです。無料でダウンロードできます。
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寄付をお願いする手紙の書き方

12月は「寄付月間」。年の瀬に向けて寄付キャンペーン等を計画している団体も多いと思います。今回は、寄付の依頼を手紙で送るときの8つのポイントです。読んでもらって、寄付しようって思ってもらえるために留意すべきポイントです。 続きを読む

遺贈について~現状・課題・そして展望~

00遺贈は人生最後の最高(=最幸)の社会貢献だと思います。また、団体にとってもドナーピラミッドの頂点に位置づけられるものです。時間を超えて思いを次世代に託す寄付のカタチ=遺贈が日本社会に広まることを願ってやみませんが、現実にはまだ一般化していません。そこで、今回は、日本の遺贈の現状と課題、そして展望について、各種データをもとに考えてみます。 続きを読む

すぐに寄付をしてもらうために

 

ID-10095092寄付をお願いして、「素晴らしい活動ですね、心から応援します。私も協力させてください。」と言われたのに、「では、近いうちに・・」というような言葉で終わってしまい、結局、ご寄付いただけなかったという経験、よくあります。では、すぐに寄付をしていただくにはどうしたらいいのでしょう。 続きを読む

寄付集めの計画に必要な5つの要素

2016NPOの多くが4月に新年度を迎えるにあたって、来年度の「寄付集め」についても、その計画が練られていることと思います。そこで、「寄付集め」の計画に欠かせない5つの要素をまとめてみました。 続きを読む

イベント参加を「支援」につなげる5つのポイント

NPOの多くが様々なイベントを開催しています。それぞれのイベントにはその目的に応じた「仕立て」がありますが、いずれのイベントにも共通する目的があります。それは「支援者拡大」。イベント参加を支援につなげるにはどうしたらいいか、5つのポイントで考えてみました。 続きを読む

行動経済学から学ぶファンドレイジング

78167_254x191NHKで放送された、行動経済学の第一人者、デューク大学のダン・アリエリー教授「お金と感情と意思決定の白熱教室」を視聴して、ファンドレイジングにも活かせるヒントを5つ得ました。 続きを読む

3つのサイトから学ぶオンライン寄付の極意

onlineオンラインで商品やサービスの支払い決済をすることが一般的になった現在、寄付や会費についてもオンライン決済を導入する団体が増えています。

では、ファンドレイジングに適したウェブサイトとはどんなものなのでしょう。今回は3つの団体のサイトを引用させていただいて、そこからオンライン寄付の極意を学びたいと思います。 続きを読む

遺贈寄付〜これだけは欠かせない6つの準備〜

個人が死亡した時に、遺言によって、財産の全部又は一部を相続人又は相続人以外の人に贈与(譲渡)することを「遺贈」といいます。少子高齢化の中で相続人のいない人も増えており、人生最後の社会貢献としてNPOなどに遺贈することが増えていくと予想されます。そこで、NPOが遺贈寄付を受けようと考えた際の準備を「6つのステップ」で考えました。 続きを読む

5つのタイプの寄付者(アメリカの調査結果から)

米国で出された寄付者に対する調査レポートでとても興味深い分析結果が出ていたのでご紹介します。特に面白いと思ったのは、寄付者を5つのタイプに分類したこと。ファンドレイジングに際しては、このタイプ別のアプローチが求められてくるので参考になると思います。そして、10の質問で「どのタイプか」を割り出すツールも公開されているので、そちらもご紹介します。 続きを読む

「寄付月間」にしたいこと

寄付月間 -Giving December- 2015

10月になりました。今年も残すこと3ヶ月。そして、今年の12月には、日本ではじめての「寄付月間~Giving December~」がスタートします。各団体がこの「寄付月間」をファンドレイジングに最大限に活かすことは、団体のファンドレイジングをこえて、日本の寄付文化のさらなる醸成がもたらされるムーブメントになると思います。そこで、この「寄付月間」にファンドレイザーとして何をしたらいいか考えてみます。 続きを読む

寄付者へのお礼の手紙7つのポイント

「寄付者へのお礼はすればするほど良い」と言われます。WEB上での寄付の際に自動的に寄付受け取りのお礼返信メールが配信されるのというのではなく、万事がメールの時代だからこそ、寄付へのお礼は「手紙」で届けたいものです。

ID-100159666繰り返し寄付をしてもらうためにも、寄付に対するお礼は寄付者との関係性の構築のための大切な節目です。今回は、そのお礼状の書き方について7つのポイントをあげてみます。 続きを読む

便利な寄付金額計算ツール!(Gift-Range-Calculator)

以前、「寄付集め7つのステップ」のなかで、「Step 5 ファンドレイジング計画の策定」(http://fundraising-lab.jp/archives/461)と題して、過去に実績のある団体が、これからの寄付集めについて、「いくらを何人の人たちから集めたらいいか」という計画を立てるための手法をご紹介しました。「ドナーレンジチャート」です。前の年の寄付収入の内訳を金額幅(=ドナーレンジ)で確認して、その数値を活用する方法です。

今回は、目標額を入れると瞬時に自動計算されて、「いくらを何人から」ということを、金額幅ごとに表示してくれる便利なツールをご紹介します。「Gift-Range-Calculator」です。 続きを読む

理事とファンドレイジング 〜3G Philosophyってなに?〜

usa米国では、理事について“3G Philosophy – Give, Get, or Get Off!”と言われています。寄付をし(Give)、寄付を集め(Get)、それができなければ立ち去れ!(Get off)ということです。「理念(Philosohy)」というより、「掟」みたいな厳しさを感じますが、それほどにファンドレイジングについて理事の役割が重要だとされています。

他方、日本のNPOの理事会は、団体の運営を管理するという責務を果たしてはいても、ファンドレイジングについては「事務局の仕事」と考えがちです。日本の理事会にもっとファンドレイジングに関わってもらうにはどうしたらいいのか、3つの役目「日本版3G」と7つのポイントにまとめてみました。 続きを読む

オンライン決済システムの導入

団体の活動に共感して「活動を支援しよう!」と思い至った寄付者や会員も、ふだんは忙しい日常生活を送る生活者です。

Untitled 2ネット決済で商品やサービスの支払い決済をすることが一般的になった現在、寄付や会費の納入のために、窓口営業時間に合わせて銀行や郵便局に出向くというのは面倒くさく思われてしまうのではないでしょうか。

そこで寄付や会費もオンライン決済できるという環境整備が求められてきています。

これまでNPOにはハードルの高いものと思われてきたオンライン決済も、最近は、簡単、かつ安価に導入できるNPO向けのサービスが提供されています。そのいくつかをご紹介します。なお、決済手段は基本的にはクレジットカードですが、コンビニ支払い、オンラインバンキングからの振込、ペイジー等の導入も可能だったりします。費用対効果を検討して、団体の規模にあったシステムを選んで下さい。 続きを読む

「寄付してみたくなる」募金箱

コンビニや飲食店のレジのそばで募金箱を見かけます。無造作に設置され、時々小銭が入れられていく様を見ると「大した金額じゃないなあ」「何の意味があるのだろう」などと考えてしまいがちです。

でも、こうした募金箱がはじめての寄付の場であったり、日常的に目にする寄付の場だったりするのも確かです。そこで、3つのステキな募金箱を見ながら、NPOが募金箱を店舗や各種施設に設置することの意義やポイントについて考えてみます。 続きを読む

「街頭募金を行う際の10の留意点」

ネパール地震の被災地支援のための活動に多くの日本のNPOが参加しています。現地での救援・支援活動を支える寄付の呼びかけも盛んに行われ、街頭募金も各地で行われています。街頭募金の経験の豊富な団体だけではなく、地域の有志の方たち、ネパールに縁のある人たち、学生などの呼びかけも見かけます。震災という不測の事態に対して「何かできることはないか?」と考えてがんばっておられるのだと思います。少しでもそういう方々の参考になればと、東日本大震災直後に日本ファンドレイジング協会が発表した「街頭募金を行う際の10の留意点」をご紹介します。

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寄付をする人の心理〜3つのステップ〜

寄付をお願いされた人が、実際にお財布のひもを解いて寄付をするまでには、どのような心の動きがあるのでしょう?

この動きを少しでも理解していれば、寄付を集める時に、どのような働きかけをしたらいいかがわかると思います。今回は、寄付者の心理を3つのステップで考えていきたいと思います。 続きを読む

顔の見える団体になろう 〜泣き顔?笑顔?〜

「人は人に寄付する」と言われています。社会の課題の解決を願って寄付をする人は、その課題によって厳しい状況に追い込まれている人、課題解決活動に取り組んでいる人、その活動で厳しい状況を克服した人への共感から寄付をするということを意味しています。そして自分も含めた「人々」が構成する現在の社会、未来の社会がよくなることを願っています。

「人」は言い換えると「顔」です。「顔が見えない・・」というのは存在感の希薄さによって不安感を招いてしまうと思います。そこで、だれの顔を、どんな顔を見せたらいいのか、考えてみます。 続きを読む

寄付集め7つのステップ「Step 7 感謝・報告・評価」(最終回)

ここまで6つのステップで戦略的な寄付集めを考えてきました。いよいよ最後のステップです。それが寄付をしてくださった方々への感謝と報告からなるフォローと次のファンドレイジングにつなげるための評価です。 続きを読む

寄付集め7つのステップ「Step 6 ファンドレイジングの実施」

計画をたてたら、それを実行せねばなりません。これまで5つのステップで周到な用意を積み重ねてきたのですから、「あとは実行するのみ!」ということです。計画の中には楽しいイベントなども盛り込まれているかもしれません。でも、実際には、たとえばデータ入力、発送作業、入金確認、手紙書きなど、大半はごくごく地味な日常的な業務の中で、ファンドレイジングは実行されていきます。

寄付集め7つのステップのも、いよいよStep6「ファンドレイジングの実施」。ここでは、ファンドレイジングに際して日常業務の中でおさえておきたい5つのポイントをあげてみます。 続きを読む

寄付集め7つのステップ「Step 5 ファンドレイジング計画の策定」

いよいよ寄付集めの実施に備えた計画を立ててみましょう。この場合の計画とは、ファンドレイジングの「実施計画(スケジュール)」をつくるということに加えて、「目標額の設定」も重要な決定次項です。つまり、「xx円獲得するための計画を考えること」だということです。Step5では、その計画策定について、目標額の設定と年間計画の策定について考えてみます。 続きを読む

寄付集め7つのステップ「Step 4 コミュニケーション方法や内容の選択」

前々回の「Step 2」で、「誰を対象にして寄付を募るか?」という点について、既存の寄付者の分析と潜在的寄付者の見極めをしました。それをもとに、Step4では、依頼する相手に応じたコミュニケーション、すなわち「お願い」の方法を考えてみます。また、お願いするための各種ツールも用意しないとなりません。限られた資源と時間を有効に活かすためにも、ここで準備を整えてから寄付集めを開始したいものです。 続きを読む

寄付集め7つのステップ「Step 3 理事・ボランティアの巻き込み」

多くのNPOでファンドレイジングを担うのは、事務局長をはじめとする事務局スタッフですが、限られた人数でがんばるNPOだからこそ、理事やボランティアにファンドレイジングに協力してもらいたいものです。「参加の力」は素晴らしい成果を上げたりもします。Step3では、そのために必要なポイントを考えてみましょう。 続きを読む

寄付集め7つのステップ「Step 2 既存寄付者・潜在的寄付者の分析」

ファンドレイジングの具体的な計画を策定する際、まず、「誰を対象にして寄付を募るか?」ということを考え、対象範囲をある程度絞り込んだ効率的なキャンペーンを展開する、あるいは一つのキャンペーンでも支援者層ごとに異なる訴求や依頼の方法を検討する必要が出てきます。そのための準備として、Step2では、既存の寄付者と潜在的寄付者の分析を行います。 続きを読む

寄付集め7つのステップ「Step 1 組織の潜在力の棚卸し」

「寄付集め7つのステップ」は戦略的な寄付集めの7つのプロセスとそれをサイクルとしてまわしながらファンドレイジングを実施していこうというものです。今日から7日間連続で7つのステップをワンステップごと解説していきます。今日はその最初のステップ「組織の潜在力の棚卸し」。まずは団体のもっている資源と実力をまずは棚卸しすることから始めましょう。

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クラウドファンディングを成功させる5つのポイント

最近、クラウドファンディングへの関心が高まり、NPOでも活用する団体が増え、成功事例もたくさん生まれています。でも、クラウドファンディングはファンドレイジングの「魔法の杖」ではありません。成功させるには、押さえておくべきポイントがあります。 続きを読む

会員と寄付者ってどう違うの?

会員も寄付者も団体に対する支援金の提供者という意味では同じように感じられますが、その違いはどこにあるのでしょう。継続的な寄付ではなく、あえて会員になる方々が期待されていることを考えてみたいと思います。 続きを読む

日本の寄付に必要な5つのこと

日本ファンドレイジング協会の「寄付白書2013」によれば、2012年の日本の寄付市場における個人寄付の総額は6,931億円です。一方、アメリカにおける同年の個人寄付総額は2,289億ドル。当時の為替レートを1ドル=80円だとすると約18.3兆円になり、日本の約26倍となります。また、2011年のイギリスの個人寄付額は93億ポンド。1ポンド=128円だとすると1.2兆円。こちらも日本の1.7倍となります。個人の平均寄付支出額を見てみると、日本が15,457円(2012年)、アメリカは175,640円(2012年)、イギリスは41,472円(2011年)とかなりの差があります。

今もよく耳にする「日本の寄付は欧米に比べてまだまだ・・・」という声は、こういう数字に表れています。そこで、日本の寄付がもっと進むためには何が必要なのか考えてみます。 続きを読む