システム導入に向けたチェックシート


新しいITシステムの導入によって、効率的なファンドレイジングが実現するのは確かです。

メールやホームページは基本として、SNS、支援者データーベース、会計ソフト、グループウェア、オンライン決済、メルマガ配信、ウェブアンケートなどのシステムを、ファンドレイジングに際して「縦横無尽」に活用している団体が増えています。

企業であれば、効率化、コスト削減といった大義名分のもとに、社員は「気が進まなくても、会社の指示なら仕方なく使う・・・」という感じで新しいシステムの導入が進んでいくのでしょう。他方、NPOの場合、「思いと志で集まったフラットな関係の仲間」が活動をしていく中で、「合意形成」が強く求められます。ITシステムを導入する際も同じです。

woman-looking-world-technology-100191555ただ、とかく何か新しいことを始めようとすると、推進派と慎重派に分かれがちで、双方に言い分と気分があり、漫然と話し合っていても埒があきません。また、意見を求められた際に、「そもそも、自分には不得手な分野だから意見なんて言えいない・・・」と黙ってしまい、それでいて不満が残るというのも、スムーズな導入や、その後の活用に支障をきたすことになります。そこで、こんなチェックシートを各自に配り、検討してもらい、そして意見の集約をはかってみてはどうでしょう?
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まずは、導入を提案する人が、このシートで「満点」に近い確信を持つこと、そして、わかりやすい言葉で他のスタッフに説明し、その上で、皆にもシートを使って採点(意見)をだしてもらう・・・そういうプロセスが求められると思います。実際には、パンフレットや、すでに導入した団体の実情とか、そういう情報も共有し合う必要があります。

ファンドレイジングはファンドレイザーだけでできるものではありません。理事から学生ボランティアまで、それぞれに役目を果たしながら一丸となって取り組むことがファンドレイジングの原則です。

また、ファンドレイジングの場面だけではなく、事業の実施や組織運営にも、ITの活用で効率化と質の向上をはかることは不可欠です。

いずれにしても、新しいシステムのメリットを皆で検討・納得した上で導入するということが大切です。「不承不承・・・」では、せっかくのツールが十分に活用されない、あるいは使われなくなっていくといったことにもなりかねません。このチェックシートを検討時に役立てていただけたら嬉しいです。