助成金獲得は情報戦~11月は助成金シーズン~

もうすぐ11月!長年、日本財団で多くの助成事業に関わられ、CANPANセンターの代表理事を務められている山田泰久さんによれば、助成金の募集締め切りが多い月は5月と11月だそうです。

512979716ネットで様々な情報が得られる時代、助成金獲得も「情報戦」となっています。では、この情報戦に勝つためには何をすべきでしょう。

続きを読む

人脈を広げるには

m_9デジタル大辞泉によれば、人脈とは「山脈・鉱脈などになぞらえた語。ある集団・組織の中などで、主義・主張や利害などによる、人と人とのつながり。」だそうで、「豊富な人脈を誇る。」なんていう例文が出てます。

ファンドレイザーにとっても、支援者拡大に向けた「人脈」は大切なものです。そこで、ファンドレイザーが人脈を開拓していくために必要な6つのポイントを解説します。 続きを読む

助成金審査会でのプレゼン、5つのポイント

無題助成金の最終審査にプレゼンテーションが求められることが増えています。書類審査の議論で「高得点」だった案件が、プレゼンテーションで低い評価となって不採択になってしなうケースは少なくありません。そこで、どのようなことに留意したらいいのか、5つのポイントで考えます。 続きを読む

スチュワードシップという考え方

無題海外のファンドレイザーは「スチュワードシップ(stewardship)」という言葉をよく使います。10年以上前のことですが、米国からファンドレイジングの専門家が来日した時に初めてその言葉を耳にして、話の脈絡から、「それって寄付者に対するお礼のことですか?」と尋ねたら、「う~ん、それも含まれます。」と言われ、「じゃあ、お礼と報告のことですか?」と聞き返したら、「う~ん、合っているけど、それ以上のものです。ファンドレイジングで最も大事なことです。」という答えが返ってきました。 続きを読む

遺贈は空から舞い降りてくるもの?

多くのNPOにとって、遺贈は縁遠いものだと思われているようです。「うちは有名な団体じゃないから」、「遺贈は大きな団体に”舞い降りて”くるもの」といった言葉を耳にすることもあります。実は遺贈は一般的な寄付からスタートして、少しずつ支援者との関係性を深めていくなかで実現できるものなのです。「舞い降りた」のではなく、「登つめた」ものなのです。そう考えてみると、どの団体でも地道な支援者コミュニケーションによって受けとることのできるものだという考えに至ります。 続きを読む

ファンドレイジングのための推薦図書

Untitled 2このたび、「非営利団体の資金調達ハンドブック 徳永洋子著」(時事通信社)を上梓しました。Amazonでの予約が始まりました。この本はNPOがファンドレイジングをするうえで欠かせない基本的な知識とノウハウをまとめたものです。この本とあわせて、ファンドレイジングについてさらに知識を深めるためにお読みになることをおすすめする20冊の書籍を御紹介します。 続きを読む

NPOらしい事業収益の上げ方

UntitledNPOが行う事業の多くは企業が行っているものと同じです。「レストランを繁盛させるには」というノウハウは、規模の違いこそあれ、NPOのコミュニティレストランと大手チェーン店で共通する部分があるでしょう。そこで、営利企業のノウハウから学ぶという姿勢と同時に、NPOならではの価値、すなわち「共感」と「参加」によって収益を上げていくことを考えます。
続きを読む

大口寄付について

ドナー(支援者)ピラミッドの解説をしていくと、その頂点部分に位置づけられる「大口寄付」について質問を受けることが多々あります。「運良く大きな金額の寄付がきた!」というのではなく、より積極的に大口寄付を受け入れていくためには何をしたらいいのか、考えてみます。 続きを読む

寄付税制を説明できるようになる

 

 

%e5%90%8d%e7%a7%b0%e6%9c%aa%e8%a8%ad%e5%ae%9a寄付について、一定の条件を満たしている団体は、税制上の優遇措置の対象とされています。寄付税制は、寄付をすることで社会貢献したいと考えている個人や法人を後押しするものです。そこで、優遇措置の対象団体になること、そして、それを寄付者に対して説明ができるようになっておくことが求められます。

※右の冊子はシーズ・市民活動を支える制度をつくる会が発行しているものです。無料でダウンロードできます。
続きを読む

お金についての5つのタブーを捨てよう!

「社会を変えるための資金を集めなくてはならない」と思いながら、心のどこかで「お金の話は嫌だ。」と思っていたら、その気持ちは相手にも伝わってしまいます。お金についてのタブーは子どものころから心に定着していたり、社会の中で暗黙の了解として共有されていたりします。そこで、ファンドレイジングを始める際に克服すべき5つのタブーについて考えます。 続きを読む

寄付をお願いする手紙の書き方

12月は「寄付月間」。年の瀬に向けて寄付キャンペーン等を計画している団体も多いと思います。今回は、寄付の依頼を手紙で送るときの8つのポイントです。読んでもらって、寄付しようって思ってもらえるために留意すべきポイントです。 続きを読む

システム導入に向けたチェックシート

新しいITシステムの導入によって、効率的なファンドレイジングが実現するのは確かです。

メールやホームページは基本として、SNS、支援者データーベース、会計ソフト、グループウェア、オンライン決済、メルマガ配信、ウェブアンケートなどのシステムを、ファンドレイジングに際して「縦横無尽」に活用している団体が増えています。

企業であれば、効率化、コスト削減といった大義名分のもとに、社員は「気が進まなくても、会社の指示なら仕方なく使う・・・」という感じで新しいシステムの導入が進んでいくのでしょう。他方、NPOの場合、「思いと志で集まったフラットな関係の仲間」が活動をしていく中で、「合意形成」が強く求められます。ITシステムを導入する際も同じです。

woman-looking-world-technology-100191555ただ、とかく何か新しいことを始めようとすると、推進派と慎重派に分かれがちで、双方に言い分と気分があり、漫然と話し合っていても埒があきません。また、意見を求められた際に、「そもそも、自分には不得手な分野だから意見なんて言えいない・・・」と黙ってしまい、それでいて不満が残るというのも、スムーズな導入や、その後の活用に支障をきたすことになります。そこで、こんなチェックシートを各自に配り、検討してもらい、そして意見の集約をはかってみてはどうでしょう? 続きを読む

イベントチェックリスト

イベント開催は、ファンドレイジングでも大きな成果を上げます。しかし、予算計画も含めて、イベント開催に向けては緻密な計画を立てる必要があります。今回は、先日、私が実際に用意した「イベントチェックリスト」を掲載します。ご活用いただけたら幸いです。 続きを読む

遺贈について~現状・課題・そして展望~

00遺贈は人生最後の最高(=最幸)の社会貢献だと思います。また、団体にとってもドナーピラミッドの頂点に位置づけられるものです。時間を超えて思いを次世代に託す寄付のカタチ=遺贈が日本社会に広まることを願ってやみませんが、現実にはまだ一般化していません。そこで、今回は、日本の遺贈の現状と課題、そして展望について、各種データをもとに考えてみます。 続きを読む

支援者との関係構築 「MITAS(満たす)の法則」!

支援者との関係性を構築して、それを持続的に、さらに深めていくために何をすべきかを考えていて、「MITAS=満たすの法則」を見つけました!「MITAS」は、「Moved-Interest-Trust-Action-Share」 の頭文字です。この5つの語の意味するところを解説します。
titled 続きを読む

中期計画の策定で行きづまった時の「OPS」

団体の中期計画の策定の際に「今やっていることで手一杯なのに先のことなど考えられない・・」という気持ちになる場合があります。策定チームが団体内に立ち上がったのに一向に策定作業が進まない・・そんな時には、「Opportunity Planning Session (OPS)」をなさってみてはどうでしょう。 続きを読む

すぐに寄付をしてもらうために

 

ID-10095092寄付をお願いして、「素晴らしい活動ですね、心から応援します。私も協力させてください。」と言われたのに、「では、近いうちに・・」というような言葉で終わってしまい、結局、ご寄付いただけなかったという経験、よくあります。では、すぐに寄付をしていただくにはどうしたらいいのでしょう。 続きを読む

会員が退会するときにすべきこと

ID-10083660

今回は、会員制度の中で生じる残念な場面、「退会」について考えてみます。一定期間ご支援くださった会員の退会・・・その残念な事態を受けても、ファンドレイザーたるもの、「災い転じて福となす」ことに努めたいものです。 続きを読む

米国「2016 International Fundraising Conference」(3月20~22日)参加レポート~その1~(全4回)

3月20日~22日までの3日間、アメリカのマサチューセッツ州ボストンで開催された、米国ファンドレイジング協会(AFP=Association of Fundraising Professionals)主催の「2016 International Fundraising Conference」に参加してきました。

今回、私が受講した9つの分科会と2つの講演などからの学びを全4回で皆様と共有したいと思います。 続きを読む

米国「2016 International Fundraising Conference」(3月20~22日)参加レポート~その2~(全4回)

3月20日~22日までの3日間、アメリカのマサチューセッツ州ボストンで開催された、米国ファンドレイジング協会(AFP=Association of Fundraising Professionals)主催の「2016 International Fundraising Conference」に参加してきました。

今回、私が受講した9つの分科会と2つの講演からの学びを全4回で皆様と共有したいと思います。今回はその第2回目です。 続きを読む

米国「2016 International Fundraising Conference」(3月20~22日)参加レポート~その3~(全4回)

3月20日~22日までの3日間、アメリカのマサチューセッツ州ボストンで開催された、米国ファンドレイジング協会(AFP=Association of Fundraising Professionals)主催の「2016 International Fundraising Conference」に参加してきました。

今回、私が受講した9つの分科会と2つの講演からの学びを全4回で皆様と共有したいと思います。今回はその第3回目です。 続きを読む

米国「2016 International Fundraising Conference」(3月20~22日)参加レポート~その4~(全4回)

3月20日~22日までの3日間、アメリカのマサチューセッツ州ボストンで開催された、米国ファンドレイジング協会(AFP=Association of Fundraising Professionals)主催の「2016 International Fundraising Conference」に参加してきました。

ここまでに、9つの分科会と2つの講演についてレポートさせていただきましたが、最終回は、今回の参加から得た3つの気づきを共有させてください。 続きを読む

夢と希望

寄付をたくさん集め、多くのボランティアの協力とともに社会の課題解決に成果を上げている団体と接していると、いわゆる経営資源とされる「ヒト・モノ・カネ」がきちんとそろっていることに関心したりします。でも、実は、それ以前に(それ以上に)、彼らには大きな資源があることに気づき、つくづく敬服させられます。それは… 続きを読む

寄付集めの計画に必要な5つの要素

2016NPOの多くが4月に新年度を迎えるにあたって、来年度の「寄付集め」についても、その計画が練られていることと思います。そこで、「寄付集め」の計画に欠かせない5つの要素をまとめてみました。 続きを読む

イベント参加を「支援」につなげる5つのポイント

NPOの多くが様々なイベントを開催しています。それぞれのイベントにはその目的に応じた「仕立て」がありますが、いずれのイベントにも共通する目的があります。それは「支援者拡大」。イベント参加を支援につなげるにはどうしたらいいか、5つのポイントで考えてみました。 続きを読む

行動経済学から学ぶファンドレイジング

78167_254x191NHKで放送された、行動経済学の第一人者、デューク大学のダン・アリエリー教授「お金と感情と意思決定の白熱教室」を視聴して、ファンドレイジングにも活かせるヒントを5つ得ました。 続きを読む

3つのサイトから学ぶオンライン寄付の極意

onlineオンラインで商品やサービスの支払い決済をすることが一般的になった現在、寄付や会費についてもオンライン決済を導入する団体が増えています。

では、ファンドレイジングに適したウェブサイトとはどんなものなのでしょう。今回は3つの団体のサイトを引用させていただいて、そこからオンライン寄付の極意を学びたいと思います。 続きを読む

「寄付白書2015」から知る日本の寄付市場

11月26日に「寄付白書2015」が発行されました。同書によると、日本の個人寄付市場は東日本大震災以降も約7,000億円規模を保ち、寄付者率も4割を維持。調査を開始した2009年から寄付市場の規模は拡大しています。同書には、拡大している日本の寄付の現状が網羅されているので、ご一読をおススメします。


続きを読む

遺贈寄付〜これだけは欠かせない6つの準備〜

個人が死亡した時に、遺言によって、財産の全部又は一部を相続人又は相続人以外の人に贈与(譲渡)することを「遺贈」といいます。少子高齢化の中で相続人のいない人も増えており、人生最後の社会貢献としてNPOなどに遺贈することが増えていくと予想されます。そこで、NPOが遺贈寄付を受けようと考えた際の準備を「6つのステップ」で考えました。 続きを読む

5つのタイプの寄付者(アメリカの調査結果から)

米国で出された寄付者に対する調査レポートでとても興味深い分析結果が出ていたのでご紹介します。特に面白いと思ったのは、寄付者を5つのタイプに分類したこと。ファンドレイジングに際しては、このタイプ別のアプローチが求められてくるので参考になると思います。そして、10の質問で「どのタイプか」を割り出すツールも公開されているので、そちらもご紹介します。 続きを読む

スポーツクラブに学ぶ会員制度

NPOにとっての会費収入は、使途が自由であること、安定した収入源となることから重要な資金源ですが、新規会員拡大や継続率を高めることは容易ではありません。どうしたら「会員をやめたくなくなる」のか・・・そのヒントを会員制スポーツクラブの運営から学びました。 続きを読む

イベント開催5つのポイント

コンサート、バザー、食事会、オークション・ディナーといったイベントによるファンドレイジングは、成功すればまとまった金額を得られますし、支援者拡大の場ともなり得ます。他方で、イベント開催には大きな時間と労力が必要とされます。「くたびれもうけ・・」にならないためには・・・5つのポイントをあげてみます。 続きを読む

「寄付月間」にしたいこと

寄付月間 -Giving December- 2015

10月になりました。今年も残すこと3ヶ月。そして、今年の12月には、日本ではじめての「寄付月間~Giving December~」がスタートします。各団体がこの「寄付月間」をファンドレイジングに最大限に活かすことは、団体のファンドレイジングをこえて、日本の寄付文化のさらなる醸成がもたらされるムーブメントになると思います。そこで、この「寄付月間」にファンドレイザーとして何をしたらいいか考えてみます。 続きを読む

寄付者へのお礼の手紙7つのポイント

「寄付者へのお礼はすればするほど良い」と言われます。WEB上での寄付の際に自動的に寄付受け取りのお礼返信メールが配信されるのというのではなく、万事がメールの時代だからこそ、寄付へのお礼は「手紙」で届けたいものです。

ID-100159666繰り返し寄付をしてもらうためにも、寄付に対するお礼は寄付者との関係性の構築のための大切な節目です。今回は、そのお礼状の書き方について7つのポイントをあげてみます。 続きを読む

共感されるストーリーのつくりかた

ファンドレイジングには、広く多くの人たちに活動を伝えて共感を得ることが欠かせません。

団体が取り組む社会課題についての共感、課題によって困難な状況にある人たちへの共感、課題解決の手法への共感、活動する人たちへの共感、活動を支援する人たちへの共感・・・共感の生まれる場面は多々あります。

そこで重要なのが「ストーリーテリング」。これは、印象に残るエピソードを語ることによって、聞き手の気持ちを引き寄せるコミュニケーション手法のひとつです。では、どのような「ストーリー」が、団体への共感につながるのか、考えてみます。 続きを読む

ファンドレイジング コストから目をそらさない!

日本ファンドレイジング協会が公開している「ファンドレイジング行動基準」では、その行動規範の一つに、「社会から支援を得て、実りある活動成果を生み出していくため、組織運営やファンドレイジングに、適正な運営コストが必要であることへの理解を広める。」という項目があります。

実際、寄付集めや会員拡大にはコストがかかります。寄付集めのパンフレットの作成、ウェブサイトでの広報、ダイレクトメールの発送、個別訪問、イベント開催、支援者データベース保持、オンライン決済手数料、そしてそれを担う職員の人件費など、ざっと考えても色々なコストがかかっています。

しかしながら、ファンドレイジングコストについて、ともすれば、その事実を支援者に周知することに抵抗感をいだく、ひいては自分たち自身もコストをかけることへの罪悪感のようなものを抱いてしまってはいないでしょうか。 続きを読む

皆様からのご意見〜アンケートの結果のご報告〜

「ファンドレイジング・ラボ」を立ち上げ、情報発信サイトをオープンして半年目を迎えました。これを機に「ファンドレイジング・ラボ」をより皆様にご活用いただけるものとするためのご意見を頂きたく、アンケートを実施させていただきました。100人の方にご回答いただきましたこと、心からお礼申し上げます。その結果を共有させていただきたいと思います。 続きを読む

「寄付白書」の活用〜ファンドレイザーにとって〜

日本ファンドレイジング協会から、今年の秋に、5冊目となる「寄付白書2015」が発行されます。(詳しくは http://jfra.jp/news/8912)

カバー「日本人が、どこに、いくらくらい、どんな気持ちで、どのような方法で寄付をしているか」等を明らかにしている寄付白書。これまでの4冊の寄付白書(寄付白書2010~寄付白書2013)が出版されています。

そこで、新刊の発売を前に、「寄付白書2013」を再読しながら、ファンドレイジングにこの「寄付白書」をどう活かしたらいいのか・・5つの活用法を考えてみました。

続きを読む

ボランティア・ファンドレイザー

ID-100321203多くの人の「参加」によって社会を変えていこうとするNPOでは活動の様々な場面にボランティアが参加していますが、ボランティア・ファンドレイザーとして資金調達に参加する人たちもおられます。本業で培った営業力で企業協賛の依頼に出向く、自身のネットワークを活かして寄付依頼をする・・そういうボランティア・ファンドレイザーに支えられているNPOは珍しくありません。

一例を挙げると、途上国の教育支援を行っているNPO法人ルーム・トゥ・リード・ジャパンでは、年一回の大規模なチャリティパーティや、各地で折々開催される、飲み物1杯が現地語の本1冊になるという「Beers for Books(ビアーズ・フォー・ブックス)」のイベントが、全てボランティア・ファンドレイザーたちによって開催されています。実は、そのチャリティパーティに参加したことがあり、オークションとディナーチケットによって一晩で2億円ほどを集めたのを目の当たりにして驚きましたが、その金額もさることながら、企画、開催運営、チケット販売、企業からのオークション商品集めなど、全てがボランティアによって行われていることに驚かされました。

「ファンドレイザー」というのは、支援者や潜在的な支援者に対面する立場で、ある意味では団体の「顔」として前面に出る機会をもつ大切な役どころです。それだけに、ボランティアという立場でファンドレイジングに参画してもらうには、それなりの留意すべき点もあるでしょう。 続きを読む

便利な寄付金額計算ツール!(Gift-Range-Calculator)

以前、「寄付集め7つのステップ」のなかで、「Step 5 ファンドレイジング計画の策定」(http://fundraising-lab.jp/archives/461)と題して、過去に実績のある団体が、これからの寄付集めについて、「いくらを何人の人たちから集めたらいいか」という計画を立てるための手法をご紹介しました。「ドナーレンジチャート」です。前の年の寄付収入の内訳を金額幅(=ドナーレンジ)で確認して、その数値を活用する方法です。

今回は、目標額を入れると瞬時に自動計算されて、「いくらを何人から」ということを、金額幅ごとに表示してくれる便利なツールをご紹介します。「Gift-Range-Calculator」です。 続きを読む

プロボノと連携する際の5つのポイント

ID-100251909プロボノとはラテン語で「公共善のために」を意味する “pro bono publico の略で、元来は弁護士など法律に携わる職業の人々が無報酬で行う、ボランティア活動を指したそうですが、現在は、各分野の専門家が、職業上持っている知識・スキルや経験を活かして社会貢献するボランティア活動全般を意味しています。

ファンドレイジングにおいても、情報発信、ツールの作成、業務改善、計画立案、寄付者コミュニケーションのためのIT活用など、それぞれの分野の専門家がプロボノとして活躍する場面がたくさんあります。

そこで、プロボノとの連携を成功させる5つのポイントをまとめてみました。(8つのプロボノ団体のご紹介もします。)

続きを読む

理事とファンドレイジング 〜3G Philosophyってなに?〜

usa米国では、理事について“3G Philosophy – Give, Get, or Get Off!”と言われています。寄付をし(Give)、寄付を集め(Get)、それができなければ立ち去れ!(Get off)ということです。「理念(Philosohy)」というより、「掟」みたいな厳しさを感じますが、それほどにファンドレイジングについて理事の役割が重要だとされています。

他方、日本のNPOの理事会は、団体の運営を管理するという責務を果たしてはいても、ファンドレイジングについては「事務局の仕事」と考えがちです。日本の理事会にもっとファンドレイジングに関わってもらうにはどうしたらいいのか、3つの役目「日本版3G」と7つのポイントにまとめてみました。 続きを読む

オンライン決済システムの導入

団体の活動に共感して「活動を支援しよう!」と思い至った寄付者や会員も、ふだんは忙しい日常生活を送る生活者です。

Untitled 2ネット決済で商品やサービスの支払い決済をすることが一般的になった現在、寄付や会費の納入のために、窓口営業時間に合わせて銀行や郵便局に出向くというのは面倒くさく思われてしまうのではないでしょうか。

そこで寄付や会費もオンライン決済できるという環境整備が求められてきています。

これまでNPOにはハードルの高いものと思われてきたオンライン決済も、最近は、簡単、かつ安価に導入できるNPO向けのサービスが提供されています。そのいくつかをご紹介します。なお、決済手段は基本的にはクレジットカードですが、コンビニ支払い、オンラインバンキングからの振込、ペイジー等の導入も可能だったりします。費用対効果を検討して、団体の規模にあったシステムを選んで下さい。 続きを読む

「寄付してみたくなる」募金箱

コンビニや飲食店のレジのそばで募金箱を見かけます。無造作に設置され、時々小銭が入れられていく様を見ると「大した金額じゃないなあ」「何の意味があるのだろう」などと考えてしまいがちです。

でも、こうした募金箱がはじめての寄付の場であったり、日常的に目にする寄付の場だったりするのも確かです。そこで、3つのステキな募金箱を見ながら、NPOが募金箱を店舗や各種施設に設置することの意義やポイントについて考えてみます。 続きを読む

コンテンツマーケティングで「見つけてもらえるNPO」になる

「コンテンツマーケティング」という言葉をよく聞きますが、このマーケティング手法は、潜在的な支援者との接点を結ぶという点でファンドレイジングにも有効だと思います。

日本におけるコンテンツマーケティングの第一人者で、ベストセラー「商品を売るな」の著者、イノーバ代表取締役社長の宗像淳さんは、その著書のサブタイトルを「コンテンツマーケティングで『見つけてもらう』仕組みをつくる」としています。では、「見つけてもらうNPO」になるには、どうしたらいいのでしょう。 続きを読む

「ファンドレイザー」ってどんな人?

ファンドレイザーは、「社会のために何か役に立ちたい」と思っている人たちと「社会の課題を解決している人たち=NPO」をつなぐ人です。ファンドレイザーの働きかけによって、「直接、課題の解決に向けた活動はできなくても、自分にかわって確実に自分の思いや考えを実行してくれる人たちに託す」お金が寄付や会費といった形で提供されます。その善意に応えるように資金が使われているかを確認するのもファンドレイザーの役目だと思います。

そして、「寄付してよかった」と思っていただければ、「また寄付してみよう」ということになり、この小さな積み上げが日本の寄付市場の拡大につながります。ファンドレイザーは、まさに日本の寄付文化の醸成、欧米に比べてまだ発展途上とも言われている寄付市場を拡大させる人たちです。

最近、NPO関係者の方々と名刺交換すると、肩書きに「ファンドレイザー」と書かれたものをよく頂くようになりました。では、「ファンドレイザー」とは具体的にどういう人、どういうことが期待されている人たちなのでしょう・・・考えてみましょう。 続きを読む

助成金が不採択になった時にする5つのこと

助成金

助成金申請をした結果が「不採択」になった時…何をしますか?不採択通知書を破る!(わずかに残った理性でコピーをビリビリ)、審査員の顔を思い浮かべてイラッとする、世の不条理さに涙する、上司に伝えづらくて早退・・・実はこのうちの一つを除いた全部が私の経験です。一生懸命考え抜いて仲間と力を合わせて申請した結果がダメとなれば、その瞬間大きく動揺するのは仕方のないことです。でも、それだけでは本当に努力が水泡と化してしまいます。そこで、次につなげるためにするべき5つのことをまとめました。「転んでもタダでは起きない」心意気です!

続きを読む

「街頭募金を行う際の10の留意点」

ネパール地震の被災地支援のための活動に多くの日本のNPOが参加しています。現地での救援・支援活動を支える寄付の呼びかけも盛んに行われ、街頭募金も各地で行われています。街頭募金の経験の豊富な団体だけではなく、地域の有志の方たち、ネパールに縁のある人たち、学生などの呼びかけも見かけます。震災という不測の事態に対して「何かできることはないか?」と考えてがんばっておられるのだと思います。少しでもそういう方々の参考になればと、東日本大震災直後に日本ファンドレイジング協会が発表した「街頭募金を行う際の10の留意点」をご紹介します。

続きを読む

ビジョン、ミッション、ストラテジー、そして・・・

NPOに不可欠な「V.M.S」。最近流行の頭文字ネタのようですが、ビジョン、ミッション、ストラテジーを意味しています。なぜ「V.M.S」が大事なのか、今さらのように思われるかもしれませんが、考えをまとめてみました。そして考えているうちに、もうひとつの「S」の大切さにも気づきました。そうなると…「V.M.S.S」になりますね。 続きを読む

会員継続率を高めるためにやるべき3つのこと

NPOにとって会員からの会費は、使途が限られない使い勝手の良い資金であり、また、継続を前提とすると予算化もできる安定性の高い資金です。そして何よりも、「長い目で団体の活動全体を応援しよう」という思いの込められた、きわめて支援性の高い資金です。また、総会での議決権がつく会員なら、団体の運営自体にも参画してくれる、いわば心強い「仲間」だと言えます。

その会員制度がうまくいっているかを測るひとつの指標が「継続率」です。会員継続率は一般的に7割程度だと言われています。会員数を増やすには新規会員獲得も大事ですが、何よりも現会員の継続率を高めなくてはなりません。そこで、継続率を高めるために何をしたら良いか、最低限するべき3つのことをあげてみます。
続きを読む

寄付をする人の心理〜3つのステップ〜

寄付をお願いされた人が、実際にお財布のひもを解いて寄付をするまでには、どのような心の動きがあるのでしょう?

この動きを少しでも理解していれば、寄付を集める時に、どのような働きかけをしたらいいかがわかると思います。今回は、寄付者の心理を3つのステップで考えていきたいと思います。 続きを読む

助成金申請書に欠かせない8つの項目

「この団体に助成したい」と思わせる申請書を作成することが、助成金獲得には必須です。私自身が助成金や補助金の審査員をした経験から、「8つの項目」をきちんと盛り込んで作成することが採択確率を高めると考えています。その項目とおさえておくべきポイントをまとめました。審査員をうならせるような申請書に挑戦してみて下さい! 続きを読む