オンライン決済システムの導入


団体の活動に共感して「活動を支援しよう!」と思い至った寄付者や会員も、ふだんは忙しい日常生活を送る生活者です。

Untitled 2ネット決済で商品やサービスの支払い決済をすることが一般的になった現在、寄付や会費の納入のために、窓口営業時間に合わせて銀行や郵便局に出向くというのは面倒くさく思われてしまうのではないでしょうか。

そこで寄付や会費もオンライン決済できるという環境整備が求められてきています。

これまでNPOにはハードルの高いものと思われてきたオンライン決済も、最近は、簡単、かつ安価に導入できるNPO向けのサービスが提供されています。そのいくつかをご紹介します。なお、決済手段は基本的にはクレジットカードですが、コンビニ支払い、オンラインバンキングからの振込、ペイジー等の導入も可能だったりします。費用対効果を検討して、団体の規模にあったシステムを選んで下さい。

まず、導入・運用のコストが低いものを3つ。それぞれのサイトに掲載している基本的なプランの料金を引用していますが、詳細は各サイトを参照、あるいは資料請求やお問い合わせをなさって下さい。

1.CANPAN 決済サービス
http://kessai.canpan.info/services/

日本財団のCANPANセンターが提供するシステム。活動実績が1年以上あれば法人格を問わず利用可能です。すでに100を超える団体が導入しています。クレジットカードだけのベーシックプランだと、初期費用0円、月額基本料3,800円、決済手数料が決済金額の5〜5.5%となっています。

2.シン・ファンドレイジングペイメント
http://www.shinfundraising.co.jp/payment

株式会社シン・ファンドレイジングパートナーズが、クレジット決済サービスのアナザーレーン株式会社の社会貢献活動をもとに、今年の2月から提供を開始しているもの。非営利団体を対象に「初期導入費用」と「月額基本料金」を一律無料として、ランニングコストがかからないクレジット決済サービスを提供しています。決済手数料は5〜6%、1取引につき50円の認証料はかかります。

3. KIFUKARA
https://www.cloudpayment.co.jp/service/payment/kifukara/

クレジットカード決済代行システムを手がける「Cloud Payment」
(旧「J-PAYMENT」)のNPO向け決済寄付フォーム制作サービス。決済システムの利用契約だけでなく、サイトへの寄付フォーム導入までをワンストップで提供しています。初期費用が30,000円、月額費用が8,000円、決済手数料は決済金額の3.6%、データ処理料が1件につき5円。

続いて、導入・運用コストはやや高くなりますが、カスタマイズが自由にでき、データベースとの連携や寄付者フォロー等の戦略的ファンドレイジングに有効な各種機能が付加されるものを3つあげます。料金については、仕様によって大きく変わりますので、直接問い合わせてください。

4.Bokinchan
http://sonorite.cc/bokinchan/

NGOの活動経験者が起業した、株式会社ソノリテが提供する非営利組織の募金に特化したシステムです。団体のサイトに、同じ団体のウェブページのようにBokinchanを組み込むことが可能で、団体のウェブページと管理項目に合わせた受付画面を設計し、入力必須項目等も自由設計できます

5.キフフォーム
http://kifu.fm/

キュリオワークス株式会社が提供する寄付決済フォームシステム。管理画面では、寄付者の管理、アンケート項目の編集、サンクスメールの編集などができる。海外からの寄付にも対応可能で、英語、中国語、ロシア語、フランス語等様々な言語に対応しています。寄付申込み画面から完了画面・サンクスメールまで全ての画面で多言語対応できます。

6.Social Changer
http://www.fundrex.co.jp/socialchanger/

NPOを対象にデータベース導入支援を行っている株式会社ファンドレックスが提供している「非営利団体向け決済連携ソリューション」。セールスフォース・ドットコム ファンデーションがNPO向けに無償提供している支援者データベースSalesforceとインターネット上でクレジットカードなどによる寄付を行ったデータを一元的に管理できるというもの。

内閣府の調査でも、日本ファンドレイジング協会の「寄付白書」の調査でも、「寄付をする際に重視することは?」という質問の1位と2位は、毎回、「活動に共感・賛同できること」と「使い道が明確で有効に使われること」。そしていつも3位にくるのが「寄付の方法がわかりやすく簡便なこと」。「支援しようと思うのなら、艱難辛苦をのりこえてでも送金してもらえるだろう」と考えてはならないのです。

団体情報に接して共感した潜在的な寄付者が、「思い立ったらすぐに寄付できる」ということで、オンライン寄付ならではの支援者拡大が期待できます。さらに、オンライン決済の導入で、継続率の高い「マンスリーサポーター」のような継続課金のプログラムも実施できるようになります。

ぜひ、オンライン決済の導入を検討なさってみて下さい。