ファンドレイジイング・ラボについて ~ファンドレイジングとは~

2015年2月12日

ファンドレイジング・ラボ 代表 徳永 洋子

日本の社会は、たくさんの課題をかかえています。少子高齢化、経済格差、地域の過疎化、環境問題、道のりの長い東日本大震災からの復興…。そして行政だけでこれらの課題を解決していくのは無理だと皆が感じています。

そこで、公益法人、特定非営利活動法人や社会福祉法人などをはじめとする民間の非営利団体、広義のNPOが極めて重要な役割を果たすと期待されています。しかしながら、こうした団体が課題解決に取り組む際に必要な財源的な基盤が脆弱であるという現状も否めません。

そこで求められるのがファンドレイジング(fundraising)です。ファンドレイジングとは直訳すると「資金調達」。NPOが活動のための資金を個人、法人、政府などから集めることを意味します。NPOにとって、組織全体で計画的にファンドレイジングに取り組んでいくことが、活動の継続とミッションの達成に欠かせません。

ファンドレイジング・ラボは、NPOのファンドレイジングに関するノウハウを、研修事業や相談事業、ウェブ連載の「3分間ファンドレイジング講座」などを通じてご提供していきます。「ラボ」は「ラボラトリー」の略で、実験室とか研究室、研究所を意味します。このラボでのファンドレイジングに関する発見、感動、挑戦、疑問、蓄積されていく知見を、「ラボの仲間たち」や多くの方々と共有していきたいという想いをこめました。

ファンドレイジングとは、単にNPOが活動の資金を調達するということにとどまりません。資金を募る過程で、多くの人たちに社会の課題について関心をもってもらい、活動に共感を抱いて支援してもらうことは、課題の解決に参画する人たちの輪を広げていくことではないでしょうか。そのことが、地域を日本を、そして世界を、よりよいものに変えていくのだと思います。

ファンドレイジング・ラボが、この輪の広がりに少しでも貢献できたら幸いです。

よろしくお願いいたします。

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ファンドレイジング・ラボのロゴについて

ピンク色のハートは「思いやりのある優しい心」を表しています。水色の「3人」は、社会の課題の解決に取り組むNPOの人、それを応援しようとする人、そしてその両者をつなぐファンドレイザーです。この3者が「思いやりのある優しい心」でひとつになった時、寄付や社会的投資といった善意の資金が社会で豊かに循環し、私たちの社会、そして子ども達の未来はきっとより良いものになるに違いありません。ファンドレイジング・ラボは、この想いでつながる人たちの「場」でありたいと願ってます。