「3分間ファンドレイジング講座」について

ファンドレイジング・ラボには、ブログ形式でファンドレイジングに関するミニ講座を書きためていこうと思っています。ファンドレイジング一般について、寄付、会費、助成金などの個別のテーマ、関連ニュースの解説、そしておススメ図書のブックレビューなども盛り込んでいきたいと考えています。

そこで最初に悩んだことが3つ。「タイトル」と「ひとつの記事は何文字くらいにすればいいのか?」と「どのくらいの頻度で書けばいいのか?」ということでした。

まず長さについて。そもそも日本人が1分間にどのくらいの文字を読むことができるのか・・・色々調べてみたところ、読書について日本人は1分間におよそ400から600文字くらいを読んでいるという数字をみつけました。

余談ですが、この数字は文字情報だけの読書についてで、他の視覚情報が増すと当然ながら減っていきます。映画の字幕だと1秒間に4文字が限界だと映画字幕翻訳家の戸田奈津子さんがテレビで話されたのを聞いたことがあります。そうなると1分間でたったの240文字しか読めないという計算になります。ブログでも画像や図表を掲載したら、読み手が1分間で読める文字数は減少するのだと思います。

では、いったい何分間くらいならブログを無理なく読通してもらえるのでしょう。集中力ということでは、一般的には90分が限界で、しかも集中力の波は15分周期だという説を知りました。だから大学の授業は90分、テレビのコマーシャルは15分ごとに放映されるのでしょうか。

そうなると15分以内で読める分量がいいのかなと思い始めた時に、大好きな「キューピー3分クッキング」を思い出しました。この番組の長さは10分間で、実際には3分間でできる料理ではないのですけど、「3分で出来るぐらい簡単な料理」っていうのが魅力です。そこで、タイトルは「3分間ファンドレイジング講座」っていうのがいいかなと思い至りました。

そして実質的にも3分間で読んでいただけるように、内容によっては長短が生じるのは仕方ないとして、一応、400〜600文字X3分=1200〜1800文字程度を目安とすることにしました。

では投稿の頻度はどうしたらいいのか・・・これが人気タレントさんのブログなんかでしたら、ファンは毎日でもその日の出来事や気持ちなどを知りたいはずです。たとえピンぼけ写真でも、少しぐらい誤字があろうと、「量」が求められます。でも、ここでは書き溜めていくことに意味のある「チュートリアルなブログ」を目指しているので「質」を大事にしたいと考えています。そうなると週一回の更新くらいが私の能力の範囲かなと思います。でもテレビドラマではないですが、さすがに週に1回くらいは更新しないと、そのうち誰もサイトを訪ねてくれなくなってしまうような気もします。そこで週に最低1回の投稿をしようと目標を定めました。

そして何曜日に投稿するのがいいか・・・これも悩むところです。テレビドラマだとプロ野球のお休み日が月曜日なので、月曜の夜の9時が高視聴率が期待できる「人気の番組枠」だと聞いたことがあります。いわゆる「月9(ゲック)」です。このサイトの場合は、お仕事系なので、新しい投稿は平日がいいのだろうと思ううのですが、何曜日がいいのかまで決めかねます。そこで「月9」にあやかって、原則月曜日を更新日にしていこうと思っています。

ファンドレイジング・ラボは、FacebookページやTwitterとも連動しています。各記事の上に「ソーシャルボタン(FacebookとTwitter)」がついています。また、右側にはリアルタイムでFacebookとTwitterの最新投稿が表示されています。「3分間ファンドレイジング講座」へのご意見・ご感想・ご質問などをFacebookページにお寄せ頂けたら、またツイートやリツイートしていただけたら嬉しいです。

今回は「3分間ファンドレイジング講座」について自己紹介をさせていただきました。「3分クッキング」のように、ファンドレイジングは決して難しいものではないのだということを、ちょっとした工夫と努力で団体の活動に大きな成果をもたらすことのできるものだということを感じていただけたらと思います。このページが少しでも皆様のお役に立てたら幸いです。

よろしくお願いいたします。

 

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